オリーブオイルは何が良質の油なの?サラダ油と比較してみました!
オリーブオイルは良質の油、サラダ油はあまりダイエットには良くない油と聞いたことがある方はいるのではないでしょうか。
では、実際サラダ油とオリーブオイルは何が違って体にとってどんな作用を与えてくれるのでしょうか。
今回の記事では、サラダ油とオリーブオイルの違いを分かりやすく解説していきたいと思います。
サラダ油とオリーブオイルの原料
サラダ油は、様々な植物の種子を原料にしています。
冷えても、凝固したり結晶化したりしないように精製されています。
オリーブオイルは、その名の通りオリーブという果実から油を抽出しています。
中には、一切の化学薬品を使わず抽出した純度の高い「エクストラ・ヴァージンオリーブオイル」といった種類のものもあります。
味と香り
サラダ油は基本、無味無臭となるように製造されているので、クセがなく料理では汎用的に使いやすいメリットがあります。
オリーブオイルは、果実の独特なフルーティーな香りがあり、辛味や苦味があるものもあり、生で飲んでもギトっとした感じがなくサラッとしたものが多いです。
ただし、好みが分かれるといった可能性や、料理によっては合わないという場合もあります。
尚、産地や製造方法によっても、独特な風味は強かったり薄かったりします。
体にもたらす効果や影響
サラダ油
サラダ油には、主成分の一つにリノール酸という成分が含まれているのですが、このリノール酸はコレステロールを低下させる作用があるのですが、その反面酸化しやすい特徴があります。
空気や光、加熱で酸化してしまう上に、過酸化脂質に変化してしまいます。
この過酸化脂質は大量摂取すると、老化、動脈硬化、がんを引き起こす原因になります。
さらに、このリノール酸は200°前後まで加熱すると毒性物質を大量に発生させてしまいます。
このことからも炒め物や揚げ物の調理時は温度管理に気をつけましょう。
ドレッシングやマリネといった料理に使うのがオススメです。
オリーブオイル
オリーブオイルには、栄養成分の内に不和脂肪酸の一つであるオレイン酸を多く含んでいます。
オレイン酸には、血中の悪玉コレステロールを下げる効果や、満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防ぐといったダイエット効果もあります。
さらに、前述に触れたオリーブオイルの独特な苦味の元は、抗酸化作用のあるポリフェノールでもあります。
このことからもオリーブオイルはサラダ油と比較しても良質の油と言えるでしょう。
調理においてサラダ油をオリーブオイルに置き換えてみるのもオススメです。
ただし、仮にも油なので摂り過ぎには気をつけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
サラダ油と比較してもオリーブオイルは健康面で様々な良い効果をもたらしてくれます。
しかし、価格も比較的高級なので予算的に厳しい場合は、価格の安いサラダ油と使い分けるのも良いでしょう。
ご閲覧ありがとうございました!